バンジーを飛ぶ人と、ヤドカリの私

私は、かつてあるセラピスト養成講座のオフ会で、佐伯仁志さん(心屋さん)と出会いました。

彼は当時、まだカウンセラーになりたての頃で、人見知りのように、ほとんど喋らなかったのを覚えています。

今の印象からは、想像もつかないかもしれませんね。

その後、彼は一気に有名になり、テレビにも出演し、「バンジーを飛べ」と、恐怖を超えて行動せよ、と伝えるようになっていきました。

まさに、“バンジー型”の人生。

傷つきながら前に進む人

彼のやり方には、勢いや突破力があります。

・やってみなければ始まらない
・傷ついたって、進めば癒える
・怖くても、えいや!で飛んでしまえ!

そんなスタイルが響く人が、多いのもわかります。実際、私も一時期、羨ましく思っていました。

「似たことをしてるのに、なんで私はこの程度なんだろう」

「やっぱり、もっと突き抜けなきゃいけないのかな」

でも、ある時ふと、
それが私の器じゃないんだと気づいたのです。

私はヤドカリ型

私は、ヤドカリです。

怖がりで、殻の中に隠れたがる。

でも、ほんの少しだけ、顔を出してみる。

そして、「大丈夫かな?」と確かめてから、また一歩、進んでいく。

派手ではないけれど、
確実に前に進んでいる。

私は「静かに洞察するのが好き」なんです。

人にチヤホヤされると、気が散ってしまう。

信者が増えるなんて、もうそれだけで死にそうになる笑

荒療治が合わない人のために

世の中には、
「飛べ!」と背中を押してくれる人も必要です。

でも一方で、

「飛ばなくていいよ」
「今のあなたで大丈夫」

と寄り添ってくれる存在が必要な人もいます。

私はきっと、後者なんだと思います。

荒療治では壊れてしまう人に、「そのままでも、ちゃんと進めるよ」と伝えたい。

解決より、受容を

最近、思うんです。

「問題を解決すること」ではなく、「問題を抱えたまま、存在してもいいと認めること」

それが、私の届けたいメッセージなんじゃないかと。

問題 → 解決 という

“マッチポンプ”のような世界から、ただ在ることの尊さへ。

あなたの歩幅で

バンジーを飛ぶ人を、羨ましく思ってもいい。

でも、無理に真似する必要はありません。

あなたの歩幅で、
あなたのペースで、
静かに、でも確かに進んでいけばいい。

ヤドカリだって、ちゃんと前に進んでいます。

殻を少しずつ大きく変えながら。

それに気づけた時、「私は私でよかった」と思えるようになります。

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