インナーチャイルドの癒し方。うまくいかなかった私がたどり着いた優しい方法

インナーチャイルドを癒したい
「小さな頃の私は、親に迷惑をかけないように、いつも我慢していました。
大人になってからも、助けてと言えずに限界を迎えることが多かったんです。」
そんなふうに語ってくれるクライアントさんを見ていたら、口をぎゅっと結んで、一生懸命に我慢をしている小さな女の子の姿が浮かんできました。
インナーチャイルドを癒したい。
そう思って本を読んだり、ワークを試してみたりしたけれど、うまくいかない。
それどころか、なぜか心の奥にある感情が、もっと分からなくなってしまった気がする……。
今日は、そんな方に向けて、「インナーチャイルドを癒す」とはどういうことなのか、
そして、やさしく心に触れていく方法について、お伝えします。
インナーチャイルドを癒したいけど、うまくできない
・優しくなりたいのに、人に対してイライラしてしまう
・頑張っても満たされない、虚しくなる
・自分を大切にしようと思っても、どこか空虚感がある
・癒し方を調べてやってみたけど、心に届いている感じがしない
そんな感覚、ありませんか?
実はこれ、すごくよくあることなんです。
というのも、インナーチャイルドの癒しって、やり方よりも「向き合い方」がすごく大事だから。
私自身、うまくいかなかった時期がありました
私はインナーチャイルドのワークがあまり得意ではなくて、初めて行ったときも「癒された」という感じがあまりしませんでした。
やり方(誘導文)に意識が向いていて、肝心の自分の気持ちに寄り添えていなかったからかもしれません。
その時、何を感じていたか、どうして欲しかったか、気持ちを丁寧に見つめて寄り添っていったら、だんだんコツが掴めて、少しずつ癒されていきました。
「ずっと頑張っていたんだね」
その言葉が自分の中から出てきたとき、私はようやく「頑張っていたことを、親に認めて欲しかったんだ」と気づいたんです。
変えようとする前に、まず存在を認める。
「そのままでいていいよ」「あなたが感じていたことは、間違ってなかったよ」
そんなふうに、ただそこにいてくれた小さな私を、見てあげることから始めました。
インナーチャイルドの癒し方〜5つのステップ〜
ここからは、実際に私が取り組んで効果を感じたやさしい癒しのステップをご紹介します。
① 子どもの頃の自分を思い浮かべる
・できれば写真などがあるとベスト
・イメージできない人は、「よく我慢していたシーン」などを思い出してみて
② 優しく語りかける
・「寂しかったね」「一人で頑張ってたんだね」「本当は甘えたかったよね」など
・思いつかなければ、自分が言われたら嬉しい言葉でもOK
③ 感情が出てきたら、否定せずそのまま感じる
・泣けたら泣いてOK
・怒りでも悲しみでも、そのままで大丈夫
④ うまくできなくても責めない
・うまくできない=失敗じゃない
・インナーチャイルドは、信頼を取り戻すのに時間がかかることもあります
⑤ 「一人で癒す必要はない」と思い出す
・本当に苦しい時は、誰かと一緒に癒していく方がずっと楽です
・思い切ってプロに相談してみてください
・自分では気づけない心のブレーキもあり、完全にできなくても大丈夫です
少しずつ、自分を信じられるようになった
毎日、子どもの自分を思い浮かべて「今日もよく頑張ったね」「よくやってるよ」と語りかけていたら、自信を取り戻していくことができました。
そして、認められたいという気持ちが少なくなったせいか、前に比べて無理をしなくなりました。
それから、人に頼ることへの罪悪感が少しずつ減っていきました。
強がらなくても、弱くても、自分は愛されていい。
そう思えるようになっていったんです。
まとめ:あなたの中の子どもは、今どんな顔をしていますか?
私たちの中には、ずっと我慢してきた小さな子がいます。
その子が泣きたかったとき、あなたはなんと言ってあげたいでしょうか?
まずは今日、少しだけでも話しかけてあげてください。
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