「カメハメ波が出るって言えばいいのに」──わからないまま信じる力

カメハメ波が出てる
昔、レイキヒーリングについての話をしていたときのこと。
ある人が、すごく一生懸命に言葉を尽くして説明していた。
「量子がどうで」「波動がこうで」「エネルギーがこう流れて」「チャクラが整って」――たしかに、理屈で説明したくなる気持ちはわかる。
でも、その横でぽつりと呟いた人がいた。
「カメハメ波が出るって言えばいいのに」
私はそのとき、笑ってしまった。
でも同時に、なんて深いひと言だろう、と思った。
理屈を並べなくても、“なんか出てる感じ”でいいじゃないか。
“気持ちいい”で、十分じゃないか。
“よくわからんけど、スッキリした”で、もうそれは効果なんじゃないか。
正しさより、大切なことがある
理屈で説明したくなるのは、人として自然なことだ。
自分が感じたことを、ちゃんと伝えたい。
納得してもらいたい。信じてほしい。
でも、それが“正しさ”になってしまうと、かえって自由がなくなることもある。
「科学的にどうなの?」
「エビデンスは?」
「再現性は?」
たしかに大事な問いだけど、それで人の“実感”が否定されてしまうのなら、なんだかもったいない。
わからんもんは、わからんでいい
世界には、どうしたって“わからない”ことがある。
- 宇宙はどうやって生まれたのか?
- 誰がこの世界をつくったのか?
- 自分は何のために生きているのか?
科学でも、哲学でも、宗教でも答えきれない。
それでも私たちは、日々を生き、感じ、選び続けている。
正解よりも、“今の自分の実感”が、いつも道しるべになっている。
わからないまま、生きていく力
「わからない」と言える強さがある。
「それでも信じられる」優しさがある。
誰かの説明に頼らなくても、あなたが感じたことは、あなたのものだ。
だから、
「なんか、カメハメ波が出た気がするんだよね」
それくらいで、ちょうどいいのかもしれない。
自分の感覚を、もっと信じよう
正しいことを探すのをやめて、“感じていること”を、少しだけ大切にしてみる。
言葉にならなくても、
伝わるものはある。
もしかしたら、世界はそれで回っているのかもしれない。
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