セルフイメージを下げたら、うまくいった話。

「すごい人間にならなきゃ」って、勝手に思ってた。

かつての私は、「もっとセルフイメージを上げなきゃ」と思ってました。

理想の自分は、何の悩みもなく、仕事がすごくうまくいっている、自信たっぷりな人。

そんな自分になれたら、きっと人生もうまくいくはずだ。

そう信じて、本を読んだり、たくさんセミナーに通ったり、アファメーションを唱えたり……。

でも、やればやるほどうまくいかない(笑)

うまくいかない自分を見るたびに、「やっぱりまだまだだ」と落ち込む。

自分で自分を追い立てて、「こんなんじゃダメだ」「もっと頑張らなきゃ」って、心の中で毎日ダメ出しをして……。

いつの間にか、理想のセルフイメージがプレッシャーになっていました。

「あ、もう無理だ」と思った

ある日、ふと気づいたんです。

「いつまで“理想の自分ごっこ”を続けるのか?」って。

「ちゃんとしなきゃ」「もっとすごいことを」と肩に力が入りすぎて、仕事が終わると、どっと疲れる。

どんどん目標のハードルを上げて、上げすぎたハードルに勝手にプレッシャーを感じて尻込みして……。

ある日、もういいや。そう思ったんです。

それで、思い切って「できる人」という役を降りることにしました。

セッションでも、普通に「今日ちょっとぼーっとしてて」とか言ってみた。
「自信ないですけど、どうですかね?」って、そのまま出してみた。

そうしたら不思議なことに、むしろクライアントさんが安心してくれたんです。

セルフイメージが“下がった”ことで、心は自由になった

それまではどこかで、「いい自分」「理想の自分」になろうとしていました。

素の自分を出したら、なんかスーッと力が抜けて、楽になったんですよね。

「完璧じゃなくていい」って思った瞬間、人といるのが怖くなくなってきたし、自然体で話せるようになった。

セルフイメージを“下げた”というとネガティブに聞こえるかもしれません。

でも、実際は、「上げすぎていた自分への期待を、等身大に戻した」んです。

本当に大事なのは、「どう見られたいか」じゃなくて、「どうありたいか」

上げようとしていたセルフイメージは、誰かに「すごいね」って言われるためのものでした。

でも、それって自分の軸じゃなくて、“他人の目線”で作ったセルフイメージだったんです。

それよりも、「安心できる自分」「力まずにいられる自分」でいることの方が、本当の意味で心地よく、現実もうまく回りはじめました。

今は人から「すごい」と言われても、なんとも思いません。悪い気はしませんが、いい気もしないんです。

それよりもお互いに、リラックスして、会話を楽しめていることが心地いいんです。

あなたは、誰のために“いい自分”を演じていますか?

「もっと自信を持たなきゃ」
「こんな自分じゃダメ」

そんな風に自分を責めているなら、
少し立ち止まってみてください。

本当は、「今の自分」で、十分かもしれません。

むしろ、その“等身大のあなた”こそが、人の心に届く力を持っているのかもしれません。

無理に変わろうとしなくていい

セルフイメージは、がんばって上げようとしなくていいんです。

がんばらなくても、自分に戻るだけで、人も世界も変わっていきます。

あなたは、あなたのままで大丈夫だから。

本当の自分を受け入れたいと感じたら、こちらもご覧ください。

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