私が「愛は光」に惹かれる理由

実は名曲揃いのアイドル
Negiccoを初めて意識したのは、ラジオで流れてきた「ねぇ、バーディア」を聴いたときでした。
その時、「アイドルの楽曲とは思えないほど、曲のクオリティが高い」と驚いたのを今でも覚えています。
実際、Negiccoには多くの実力派アーティストが楽曲提供していて、J-POPファンとしても聴き応えがある曲が揃っています。
中でも、私が特に心を奪われたのが「愛は光」。
ベストアルバムのために書き下ろされたこの曲は、KIRINJIの堀込高樹さんによる作詞・作曲で、まさに「名曲」と呼ぶにふさわしい完成度だと思います。
光と闇が共存する世界
この曲の素晴らしさは、光と闇が共存する世界観にあります。
「太陽と月」「愛と不安」「ステージと闇」──
相反するようでいて、どちらもが存在するからこそ、優しい光が生まれる。
それは、決して一人では輝けないことを知っている人たちの歌です。
Negiccoは、地元のネギをPRするために結成された、新潟を拠点に活動してきた地方アイドル。
結婚後も3人が活動を続けられるているのも、それだけ長くファンに愛され、応援されている証。
そんなファンとの温かいつながりの中で、地道に歩んできた彼女たちの姿が、この歌詞には、にじみ出ています。
支えられて生きている
「私が月なら 太陽はあなたよ」
「授かった愛を輝きに変えよう」
この美しいフレーズは、私たちが、いかに多くの存在に支えられて生きているかを思い出させてくれます。
光は自分の中にあるのではなく、誰かに照らされたときに初めて気づけるもの。
そして、時にその役割が入れ替わりながら、照らす人と照らされる人、そのどちらもが愛の循環の中にいる。
そんな優しくて、どこまでもあたたかい世界を、この歌は教えてくれている。
そんな気がするのです。
「愛は光」Neggicco
「愛は光」歌詞
この舞台から臨むフロアは
まるで小さな銀河
サイリウムがはかなく揺れてる
ひしめき合う星の群れ 素敵ね
ダイヤモンドも ガラスのビーズも
光があるから輝くの きっと
あぁ 私が月なら 太陽はあなたよ
光は愛 愛は光ね
それこそが本当の事です
あぁ 私だって太陽 あなたを照らしたい
授かった愛を輝きに変えよう
惜しむことなく
ピンライトが外れたら闇
時々不安になるの でも
ペンライトで足元を照らして
寄り添ってくれる人がいる 大丈夫
真珠のように時間を掛けて
育んできた夢 これからも ずっと
あぁ 私が月なら 太陽はあなたよ
光は愛 愛は光ね
それこそが本当の事です
あぁ 私だって太陽 あなたを照らしたい
授かった愛を輝きに変えよう
惜しむことなく
あぁ 私が月なら 太陽はあなたよ
光は愛 愛は光ね
それこそが本当の事です
あぁ 私だって太陽 あなたを照らしたい
授かった愛を輝きに変えるよ
燃え尽きるその時まで
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