反発していたのは、自分の中の「親の声」だったのかもしれない
tomohiro〜反発ではなく、再解釈して統合する自己受容の視点〜
親のようにはなりたくない
「自分の親のようにはなりたくない」
そう思ったことはありませんか？
私たちは無意識のうちに、親の価値観や生き方をなぞってしまうことがあります。
それに気づいたとき、強い反発や嫌悪感を覚えることもあるでしょう。
けれど、自己受容とは、ただ反発することではなく、その背景にある価値観を「再解釈し、統合していくプロセス」でもあります。
今日はそんな視点から、親との関係、そして自分自身の内側を見つめ直してみたいと思います。
親に反発する理由
「世間体ばかり気にする親が嫌だった」
そんな声をよく聞きます。
周りの目ばかり気にして、やりたいことも我慢して、“ちゃんと”生きようとしていた親の姿が、息苦しく感じていた。
「私はあんなふうにはならない」
「もっと自由に、自分らしく生きてみせる」
そうやって家を出て、親とは真逆の生き方を選ぶ人も少なくありません。
でも、ふと立ち止まったとき、こんなことに気づくことがあります。
「……あれ？ 私も結局、人の目を気にしてる」
仕事で失敗したとき
SNSで反応が薄かったとき
誰かに否定されたと感じたとき
どこかで「見られている自分」を意識して、本音を出せなかったり、怖くなったりしている。
「あんな親にはなりたくない」と思っていたはずなのに、実は自分の中にも、同じような価値観があった。
親に反発していたのではなく、自分の中の“親的な価値観”に反発していたのかもしれない――
そう思ったとき、少しだけ心がやわらかくなるのです。
「人の目を気にしない」のが正解ではない
自己啓発やスピリチュアルの世界では、「人の目を気にせずに自由に生きよう！」という言葉をよく見かけます。
もちろんそれも大切なメッセージですが、気にしないようにしようとすればするほど、かえって「気にしている自分」に気づいて落ち込むこともあります。
ある人は、こう再解釈しました。
「人目を気にすること＝悪いこと」ではないんじゃないか。
人の目を気にすることは、他者と調和したいという優しさのあらわれかもしれない。
それに気づいたとき、「私は気にしてもいいんだ」と思えるようになり、むしろ人とつながることが楽になったと言います。
反発ではなく“再解釈”の道を選ぶ
親の価値観に反発するのも、もちろんアリです。
でも、「なぜそんなに嫌だったのか」を見つめることで、自分なりの再解釈が始まります。
反発することで一度は手放したものの中には、今の自分にとって大切な“種”が眠っていることもあります。
その種を、もう一度拾い上げて、自分なりに咲かせる。親とは違う花を咲かせてもいいし、似ていてもいい。
自己受容とは、過去を否定することではなく、再解釈して統合していくこと。
親を許すとか、尊敬するとか、そんな立派なことじゃなくていい。
「こういう価値観もある」
「私は、こう選ぶことにした」
そうやって、選び直すたびに、少しずつ“ほんとうの自分”が形になっていくのかもしれません。
おわりに 〜あなたに問いかけたいこと〜
もし今、あなたが「親のようにはなりたくない」と思っているとしたら、その気持ちの奥にある “本当の願い” に目を向けてみてください。
あなたが大切にしたい価値観は何でしょうか？
それは、親とはまったく違うものですか？
それとも……どこかで似ているところがあるでしょうか？
今、あなたが選びたい生き方を、あなた自身の言葉で再解釈してみてくださいね。
自己受容を深めたいあなたへ
反発や否定から抜け出して、自分の過去も、親との関係もまるごと受け入れられるようになったら――
人生はもっとやわらかく、あたたかいものになるかもしれません。
そんなヒントを詰め込んだ電子書籍『自己受容の魔法 〜わたしを許したら世界が変わった〜』を無料でお届けしています。
「変わりたいのに変われない」
「頑張っているのに報われない」
そんな優しいあなたにこそ、読んでほしい一冊です。
下のリンクから、今すぐ無料で受け取ってくださいね。
さらに深く自分と向き合いたい方へ
電子書籍を読んで「もっと深く話を聞いてほしい」と感じた方には、限定5名で【体験セッション】をご案内しています。
心の深い部分にある“思い込み”や“生きづらさの根っこ”に、やさしく寄り添いながら、あなた本来の力が自然と輝きはじめるサポートをしています。
安心できる対話の中で、「自分を取り戻す時間」を過ごしてみませんか？
最後までお読みくださりありがとうございます＾＾
Follow me!
