「いつまで受験してんねん」〜模範解答から自分だけの答えへ〜

いつまで受験してるんだろう
テレビで活躍するクイズ王たちを見ていて、ふと思ったんです。
「この人たち、まだ受験してるのかな?」
もちろん、本人たちは楽しんでるんでしょう。 知識をスポーツのように扱い、速さと正確さを競い合う。 その姿に「すごいなあ」と感じる人も多いはずです。
でも私には、どこかでこう思えてしまうのです。
いつまで“正解主義”の世界で戦ってるんだろう?
クイズ=受験の延長線
クイズ番組は、まるで受験のようです。
- 早く答えられる人が勝つ
- 正確な知識を持っている人が評価される
- 問題を瞬時に読み取り、解答する力が求められる
これはまさに、受験勉強で培われる力と一致しています。
- 詰め込む力
- 処理する力
- 正解を当てにいく力
つまり、クイズ王たちは 「知識量」と「反射神経」のゲームを続けている人たち。
もちろん、娯楽としては成立しているのはわかります。
見ている人が「すごい!」と思えるなら、 それはそれで立派なエンタメです。
でも、私は無理。心がついていかない。
そもそも知識って、本来は 誰かを感心させるためじゃなく、人生を豊かにするためのものじゃないでしょうか?
知識よりも、問いと向き合う力が求められる時代に
今の社会では、ただ知っているだけでは足りません。 むしろ、
- 答えのない問いに向き合う力
- 正解がない状況で選択する力
- 感じ、迷いながら言葉を紡ぐ力
こういった"生きる知性"が必要になってきています。
でも、正解主義の中に長くいると、 こういう曖昧さに耐えられなくなる。
「間違ったらどうしよう」 「変なこと言ったら笑われるかも」
そんな恐れが、思考を止めてしまう。
「いつまで受験してんねん」は、私たちへの問いかけでもある
これは、ただの皮肉ではありません。
私たちの中にも、まだ
- 正解を探してしまう癖
- すぐに答えを出そうとする焦り
- 誰かと比べて自分の知識を試す感覚
が残っていないでしょうか?
いつまで受験してんねん。
これは、クイズ王たちだけでなく、 「正しくなければならない」と思い込んできた、 かつての自分自身へのツッコミでもあります。
これからは、答えより“問い”を持つ人が強い
情報はAIが教えてくれる。 でも、どんな問いを持つかは、人間にしかできません。
- なぜ、それを知りたいのか?
- それを知って、どう生きたいのか?
答えを当てることから、 問いを深めることへ。
その転換が、今の時代には求められている気がします。
クイズ王のように生きなくていい。 ゆっくり考えて、感じて、自分の言葉で答えをつくっていけばいい。
だって、人生に求められているのは、 模範解答じゃなく、あなた自身の答えなのだから。
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