不器用に生きるあなたへ

「宇宙人みたい」と言われる人たち

ときどき、私の元に「宇宙人みたいだと言われるんです」と話す方が来ます。
社会の中でうまく振る舞えず、浮いていると感じ、
とても繊細で、自分を責めてしまう。

でも、私は思うんです。
そういう感性こそ、これからの時代に必要なんじゃないかって。

だって今の社会って、効率や正しさばかりが優先されがちで、
心の声や違和感が、どこかに押し込められてしまいやすい。
そんな中で、「何か違う」と感じられる人は、感性のアンテナを持っている人なんです。

私自身も、ずっと「浮いていた」

たぶん、私自身が、ずっと“宇宙人側”だったのかもしれません。

子どもの頃、学校が嫌いでした。
集団になじめなかったし、競争が苦手でした。
「なんで勝ち負けにそんなにこだわるの？」
「好きなものを好きって言ったら、なんで笑われるの？」

そんなことばかり考えていました。
でも親が怖くて、不登校になることもできなかった。

社会に出てからも、同じでした。
周りに合わせようとしても、どこか馴染めない。
無理して笑って、がんばって、それでも「ここじゃない」と思う自分がいて。
心のどこかで、“本当の居場所”を探し続けていたんだと思います。

そして私は「居場所」を作った

そして、ようやく気づいたんです。
なければ、つくればいいんだって。

自分らしくいられる場所。
不器用なままでも、ちゃんと価値があるって感じられる場所。
そして、そんな自分を喜んでくれる人がいるってわかったとき、
ああ、自分にもできることがあったんだ、って、心から嬉しかったんです。

あなたの「そのまま」に、意味がある

あなたも、もしかしたらずっと探してきたのかもしれません。
誰にも否定されず、素直でいられる場所を。

もし、いま少しでも「それが欲しい」と思っているなら、
私はあなたの味方でいたい。
うまくできなくてもいい、社会に馴染めなくてもいい。
あなたが一生懸命に生きてること、それ自体が素晴らしいことだから。

まとめ

• 不器用であることは、決して悪いことではありません。
• 社会に馴染めないと感じていたとしても、それはあなたの感性が豊かな証です。
• 自分の居場所は、誰かに与えられるものではなく、自分で見つけたり、作ったりできる。
• あなたの存在を、ちゃんと喜んでくれる人はいます。

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