ライトワーカーが陥りがちな悩み

ライトワーカーは人一倍、葛藤や悩みを抱きやすい傾向があります。今回はそんなライトワーカーが陥りやすい悩みと、解決方法についてお伝えします。

1.孤独感、疎外感

ライトワーカーはその独特な個性ゆえに、周りが理解をしてくれなかったり、伝えたいことがうまく伝わらないということがよくあります。

例えば、スピリチュアルな話や神秘的な話は大好きだけれど、それを人に話しても理解をしてくれないという話はよく聞きます。

表面的には好意的に聞いてくれているように見えて、実は「ちょっと残念な人だな」と思われてしまうこともしばしばです。

また、ライトワーカーの中には組織にうまく順応できず、疎外感を感じている人もいます。

その性質が顕著に現れると、適応障害と診断されるほど精神的に参ってしまいます。

そのため、自分は落ちこぼれなんだ、社会不適合者なのだと、自信を失ってしまう人も少なくありません。

もともとユニークな個性の持ち主であるライトワーカーは、そもそも地球の常識の中で生きるには窮屈すぎるのです。

あなたはもともと、個性が尊重され、自由に生きることが当たり前な世界に住んでいました。そんな世界から転生してきた存在なので、地球の常識がなんとも不自由で生きづらく感じてしまうのです。

しかし、それは当然と言えば当然で、自分本来の魂のとおりに生きれば、そう感じるのが当たり前なのです。

あなたが感じている孤独感、疎外感は、至ってあなたが”まとも”である証拠です。

自分の心の奥深くにある違和感は、いずれあなたを本来の道へと導いてくれるひとつの道しるべになってくれます。

心の声をしっかりと聴いて、本来の自分に目覚めるきっかけにしていってください。

また、自分と価値観の合う仲間を持つことも大切です。

あなたが感じている孤独感、疎外感は、今まで話の通じる相手と出会っていなかっただけであって、別にあなたがおかしいわけではありません。

心が通い合う仲間と出逢えば、孤独感も疎外感もなくなります。

本当に心を通い合わせられる仲間は、探せばきっと見つかります。
心が惹かれる人、場所があれば、ぜひつながるきっかけを自分から作っていきましょう。

2.自己犠牲

心優しいライトワーカーは、いつも人に幸せになってもらいたいと願っています。そのため、ときには自分を犠牲にしてでも、人を救いたい、守りたいと行動することがあります。

自分のことは後回しにして、人助けをしていると、どんどん心の電池が減っていってしまいます。感謝をされると充電はできるのですが、受取り下手なところがあるので、それでも充電不足になりがちです。それが行き過ぎると、うつなどの精神疾患や重い病気になってしまうこともしばしばあります。

もともとあなたは互いに与え合うのが当たり前な世界に住んでいました。もちろん、それでみんなが幸せに暮らせていたし、問題が起きることもありませんでした。

しかし、地球人はまだまだ精神的に未熟で、与え合うことが当たり前な世界ではありません。人よりも多くもらおう、もっと言えば、人から奪ってやろうという意識の人もたくさんいます。

なので残念ながら、与えることが当たり前と思っているなあなたを、うまく利用してやろうとする人も少なからずいるのです。

このタイプのライトワーカーは、まずは自分が受け取ることを自分に許可する必要があります。人に与えるだけでなく、自分自身にも与える意識を持つことで、自分という存在を大切にすることを学ぶ必要があります。

自分に与えることができて、はじめて人にも与えられるのだということを学んでいきましょう。

3.闇落ちしやすい

共感力の高いライトワーカーは、人の影響をもろに受けやすいところがあります。

いい人から影響を受ける分にはいいのですが、悪い人から影響を受けると闇落ちしてしまいます。

実のところ、陰謀論にはまるライトワーカーは多いのです。
素直な性質と持ち前の正義感が裏目に出て、陰謀論を信じ込んでしまうんですね。

正義感から、陰謀論について発信をしたり、化学物質や薬が体に与える害について伝えている人たちがいますが、その多くはライトワーカーです。

ただ、ひとつ忘れてほしくないのは、私たちライトワーカーが目指すのは、調和の取れた世界だということです。

争いがない、みんなが安心して自分らしく暮らせる世の中を作るために、私たちライトワーカーはこの地球へとやってきました。

陰謀論は、善と悪という二元論から生まれた考え方です。
確かにそういう企みを持った組織や、悪い人たちはいるのかもしれません。

ですが、そこにエネルギーを注いで断罪するとなると、これは地球でずっとやってきた争いの世界であって、調和の取れた世界とは真逆な方に向かっているということになります。

地球はまだまだ闇が深く、波動も重いので、素直なライトワーカーは気をつけないとそういう情報に惑わされてしまいます。

ネガティブな情報に意識を向けるよりも、本当はどうしたいのか、どうありたいのかという心の声に従えば、そんなに間違った選択はしないはずです。

外側の情報よりも、自分自身の心の声、魂の声を信じて従ってくださいね。

4.自己中になりやすい

これも気をつけないといけないことですが、ライトワーカーには自分を特別な存在だと勘違いしてしまうところがあります。

確かに、特別な使命を持って生まれてはきましたが、それは別に自分だけがそうなのではない、ということを理解していることは大切です。

私には特別な使命があるんだ、あなたたちとは違うんだという意識は、分離した世界を生み出します。それがいき過ぎると、他を断罪したり、軽蔑したりすることになってしまいます。

これは私たちが目指す調和の世界とは全く逆ですよね。

自分と同じように、他の人たちにも生きる意味、存在する意味があります。それは人の数だけあり、すべてが尊重されるべきものです。いいとか、悪いということではなく、全ての目的は尊いものなのです。

争いを生む種は、自分の心の中にあります。
まずは、自分の心と向き合って、その争いの火種を鎮めることが大事です。

自分の中の争いを鎮める具体的な方法については、また別な記事で詳しくお伝えしたいと思います。

5.現実逃避

スピリチュアルを拠り所にして、現実的な問題から目を背けているライトワーカーは少なくありません。

もちろん、スピリチュアルに興味を持つことはいいのです。むしろ魂がそれを求めているので、そうなって当然かと思います。

ですが、それと現実的な問題から目をそらすこととは違います。

なぜ、スピリチュアルを逃げ場に使ってしまうかというと、それは自分の力を信じられなくなっているからです。

自分を信じていれば、他の誰かの意見に左右されることはありません。なぜなら、全ての答えは自分の中にすでに持っているからです。他の意見は、あくまで参考意見であって、そこに依存する必要はないのです。

スピリチュアルを学ぶことが、本来の自分の目的を思い出すきっかけになることはあります。スピリチュアルリーダーから学ぶことで、魂の奥深くにあった記憶が想起されることもあるでしょう。それはあくまできっかけであって、そこに依存することはかえって本来の目的からずれてしまうことになるんですね。

私たちライトワーカーの役目は、目に見えない世界と、目に見える世界の橋渡しをすることです。

目に見えない世界が大切なことは言わずもがなですが、目に見える世界もまた大切なのです。

地に足の着いたスピリチュアルには、現実的な問題を解決する力があります。そして、その術を実践し、世界を変えていくことはライトワーカーの重要な仕事の一つです。

ぜひ、現実を動かす力のある、スピリチュアルを学んで実践していきましょう。

現実的な問題を解決するスピリチュアルについては、また別な記事で詳しくお伝えしていきますね。

6.お金に関心がない

ライトワーカーの中には、お金に無頓着な人がいます。物質的な世界は仮初めの世界であって、本当に大切なものは目に見えないものだという考えが根底にあるからです。

実際、お金に困っているライトワーカーは少なくありません。お金を得ること、稼ぐこと、貯めること、守ることに無関心という人は多いのです。

また、お金を得たいけれど、うまくいかないというライトワーカーもいます。そういう人の心の中を覗いてみると、お金なんてどうでのいいと思いつつも、内心ではお金に執着しているというところもあったりします。

そんなに遠くない未来、この世界からお金はなくなります。なくなるというよりも、必要ではなくなるので使われなくなるという表現のほうが正しいかもしれません。

ライトワーカーは魂の記憶でそのことを知っています。なので、お金に無関心になりがちというのは、ある意味らしいといえばらしいところではあります。

ただ、現実的にお金があったほうが、できることが増えるのは確かです。まだまだこの地球では、お金はパワーを持っているので、お金という道具を上手に使えたほうが便利なのです。

お金と仲良くなり、うまく付き合っていけるようになると、ライトワーカーとしての活動も円滑にできるようになります。

お金をあまり疎まずに、上手に付き合っていけるようになりましょう。

お金とスピリチュアルの関係については、また別な記事に詳しくお伝えしていきたいと思います。

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