貧困は自己責任じゃない

──政策の失敗がすり替えた“努力不足”という罠

「努力すればなんとかなる」と、本当に信じていますか?
でも、6人に1人の子どもが貧困家庭で暮らす日本。
その現実を前に、“努力不足”という言葉は、もう通用しないはずです。

努力でなんとかなるのか?

6人に1人の子どもが、貧困家庭で暮らしています。

シングル家庭の2人に1人が、貧困状態にあると言われています。

それって、日々の暮らしが綱渡りで、希望を描く余裕さえない人たちがいるということです。

でもそんな現実の中で、未だに聞こえてくるのが──

「努力すれば、なんとかなる」
「貧しいのは、本人の責任」
「助けられてばかりじゃ、人は育たない」

……ほんとうに、そうでしょうか?

がんばっても、報われない人がいる

  • 子どもにだけは、ちゃんとしたものを食べさせたくて、自分は残り物だけで済ませる母
  • 学費を払うために、バイトと授業の合間を寝ずに走り続ける学生
  • 雇用が不安定で、いつもギリギリの生活をしながら、「もっと頑張らなきゃ」と自分を責め続ける人

こういう現実を前に、「努力が足りない」と言える人がいるとしたら、それはあまりにも、現場を知らなすぎるとしか言いようがありません。

本当は、政策の失敗のせいだった

私たちの生きづらさの多くは、個人の問題ではなく、明確な政策の失敗から来ています。

◉ 消費税(逆進性のある悪税)

  • 所得が少ない人ほど、生活費に占める消費税の割合が大きくなる
  • 年収200万円の人も、2,000万円の人も、同じ8%・10%を払う
  • なのに「公平な税」として正当化されている
    → 実質的には、貧しい人ほど重くなる“罰金”のような制度
  • 消費税を上げるたび、景気はどん底へ

◉ 派遣法改正(労働の使い捨て化)

  • 1985年:一部業種で認められていた派遣労働
  • 1999年:原則自由化
  • 2004年:製造業派遣が解禁(リーマンショックで大量解雇)
    安定雇用を壊し、使い捨て前提の労働市場へ
  • 貧困化の大きな原因に

◉ 子育て環境の不整備

  • 保育園不足(保育団体の圧力で増えない)
  • 給食費・学費・教材費など“隠れ負担”の多さ
  • 働く母親への社会的無理解(「子どもがかわいそう」など)
    「産め」と言う割に、育てる社会的支援は非常に薄い
  • 少子化に拍車をかけた

◉ 国の借金1000兆円という大嘘

  • 本当は「政府の借金=国民の資産(日本円建ての国債)」
  • 日本は自国通貨を発行できる国=デフォルトしない構造
  • なのに「財政破綻する」と国民を脅し、増税と緊縮を正当化
    → これは恐怖マーケティングと刷り込みの合わせ技
  • 結果、景気はどん底へ。失われた30年
  • 挙句、NISAでなんとかしろと責任転嫁

それらすべてを「仕方ない」「がんばればなんとかなる」で済ませて、結果的に個人に責任を押しつけてきた。

つまり、政府の失策を、国民の努力と自己責任で埋めさせてきたんです。

努力は報われるとは限らない

もちろん、努力が報われる場面もあります。

でもそれは、ちゃんとした土台がある場合だけ。

  • 安心して暮らせる住まいがある
  • 働いたらちゃんと生活できる賃金がある
  • 教育にアクセスできる環境がある
  • 病気になっても治療できる制度がある

そういう安心感という土台がなければ、努力はただ、心と体を削るだけのものになってしまいます。

なのに、なぜ自分を責めてしまうのか?

それは、政策の失敗のツケを、個人に背負わされてきたから。

  • 「私がもっとちゃんとしていれば…」
  • 「こんな自分じゃダメだよね…」
  • 「助けてほしいなんて、恥ずかしい」

そう思ってしまうように、親や学校で教育されてきた。

そうやって生きることが、正しいと教えられてきた。

でも本当は──
「あなたのせいじゃなかった」んです。

個人の目覚めが社会を変える

でも、その前に、自分の内側から目を覚ましたい。

私たちの中には、
いつの間にか「社会の声」が入り込んでいます。

「頑張れ」
「足りない」
「まだダメ」
「誰にも迷惑をかけるな」

その声に振り回されて、生きづらさに耐えてきた。

でも、もう終わりにしていいと思うんです。

それこそが、目覚めるということなのではないでしょうか。

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