場所を変えても、生き方を変えなければ、心は休まらない

今から10年前のこと、東京での暮らしが窮屈で、何かに追われるような日々を送っていました。
だから、自然に囲まれて過ごせる場所を探して、3〜4ヶ月に一度は八ヶ岳に足を運ぶようになりました。
空気はおいしく、木々のざわめきが心に沁みて、「こんな場所で暮らせたら、どんなに幸せだろう」
そう思った私は、ついに移住を決意しました。
でも──本当の意味で、心が休まることはありませんでした。
自然に囲まれても、心の中は騒がしいまま
八ヶ岳での暮らしは、確かに気持ちよかったです。
朝、鳥の声で目覚め、澄んだ空気を吸いながら深呼吸をする。それはまさに、東京では得られなかった「非日常」の世界でした。
けれど、不思議なことに、心の奥にあった不安は消えなかったんです。
「これで本当にいいのだろうか」
「もっと何かしなきゃいけないんじゃないか」
「何かが足りない気がする」──
そんな焦りのような感覚に、いつもどこかで追いかけられていました。
場所を変えても、心のパターンはついてくる
そのとき私は、気づいたんです。
場所を変えれば、人生が変わると思っていたけれど、変わらなければいけなかったのは、生き方そのものだったと。
どんなに美しい自然の中にいても、
どんなに静かな暮らしをしていても、
心の中に「満たされなさ」や「罪悪感」「焦り」などのクセが残っていれば、
どこに行っても、何をしても、結局は元の自分に引き戻されてしまう。
思い出すのは、石垣島でリトリートを主宰している友人の言葉です。
「施術を受けた人は、みんなすごく元気になるんだよ。
でもね、日常に戻るとまた元通り。
『また来ます!』と笑顔で帰ったのに、そのまま音信不通になることもザラにあるんだよね」
この話を聞いたとき、私は妙に納得しました。
いくら整えても、日常が変わらなければ、人生は変わらないんです。
リトリートや旅は“きっかけ”にはなっても、“根本の癒し”にはなりきれません。
だからこそ、外側ではなく、自分の内側を整えていくことが、何よりも大切なのだと思います。
本当の変化は「内側」から始まる
あのときの私は、「外側を整える」ことに一生懸命でした。
でも、本当に必要だったのは、自分の内側の声に気づいてあげることだったのだと思います。
- ちゃんと休めていなかったこと
- いつも頑張らなきゃと思っていたこと
- 自分をゆるすことができなかったこと
それらに気づいて、ひとつずつ見直していったとき、やっと「心が寛げる感覚」が戻ってきた気がしました。
心の中に“寛ぎ”をつくっていく
大切なのは、どこに住むかではなく、
どんな心で日々を過ごすかなんだと思います。
もちろん、環境を変えることが悪いわけではありません。
けれど、場所はあくまで「補助」。
本当に私たちを癒してくれるのは、どんな自分でも受け入れられる“心の居場所”なのではないでしょうか。
10日間の無料メール講座で、「心の土台」から整えてみませんか?
私自身が、自分の内側を見つめ直してきたプロセスをもとに、少しずつ心を整えていくための10日間メール講座をご用意しました。
・何かに追われているような焦りがある
・場所や環境を変えても、どこか落ち着かない
・頑張っているのに、満たされない
そんな方にこそ受け取ってほしい、やさしい時間です。
「今ここにいて、大丈夫」と思える自分になるために。
心の奥から整えていく小さなステップを、ぜひ体験してみてください。
▼10日間の無料メール講座はこちらから(画像をタップしてください)

あなたへのプレゼント
もし、もっと自分の心とやさしく向き合いたいと感じたら、こちらもご覧ください。
電子書籍プレゼント(無料)
『自己受容の魔法 〜わたしを許したら世界が変わった〜』
自分の心を癒す、自己受容のヒントを詰め込みました。物語で読みやすくなっています。

体験セッション
一人ではたどり着きにくい心の奥へ、そっと寄り添ってみませんか。
あなた自身を、もっと自由に、もっと軽やかに生きるために。

最後までお読みくださりありがとうございます^^