山本太郎さんを「怪しい」で終わらせないでほしい──言葉の奥にある“にじみ出るやさしさ”

なんとなく「怪しい」「ポピュリズムっぽい」「感情的すぎる」……。
そう思って山本太郎さんを遠ざけている人は、少なくないかもしれません。
でも、それは本当にもったいないことだと思います。
たしかに、言葉はときに強く、過激に聞こえることもあります。
でも、その言葉の奥にあるもの── 私はそこに、“にじみ出るやさしさ”と“本物の覚悟”を感じています。
私が信頼を感じた瞬間
ある街頭演説の中で、彼が声を震わせ、涙を流しながら訴えていた場面がありました。 「政治変えるしかないじゃないかよ!」と叫ぶように話す姿。
言葉の一つ一つが、胸の奥にまっすぐ届いてきました。 あれは「演技」ではありません。 ああいう涙は、ごまかせない。
「自分のことを言ってくれている」 そう思った人も、きっと少なくなかったと思います。
彼の背景が優しさの源
山本太郎さんは、シングルマザーの母親に育てられました。 子どもの頃から、フィリピンの恵まれない子どもたちの支援活動にも関わっていたそうです。
母親からは、「弱い立場の人を助けてあげないといけないよ」と、何度も言われて育った。 そう語るインタビューを見て、腑に落ちたんです。
なぜ、あんなに真正面から、しんどい人たちの声を拾い上げようとするのか。 なぜ、涙を流してまで、誰かのために訴えられるのか。
それは、彼自身が“言葉になる前の痛み”を知っているからだと思います。
奥にある“あり方”を見てほしい
山本太郎さんは、決して「上からの正しさ」で語りません。 どこまでも、横に寄り添うような語り方をします。
だからこそ、どんなに耳障りな言葉であっても、その奥にある「願い」や「思いやり」が伝わってくるのです。
敵を作らず、誰かを切り捨てず、分断を広げない。そんな政治を目指している姿勢が、彼の話し方や立ち振る舞いの中に滲んでいます。
彼が目指す「生きているだけで、価値があると思える社会」。
私たちが今、本当に求めているのは、こういう血の通った政治なんじゃないかと思います。
知ることは、可能性につながる
「なんとなく怪しいから」と、遠ざけてしまうのは簡単です。
でも、一度でも知ろうとしてみれば、きっと見えてくるものがあります。
彼がなぜ、あれほどまっすぐ訴え続けているのか。それを知ることが、今の社会をもう一歩前に進めるヒントになるかもしれません。
この記事が、その小さなきっかけになればうれしいです。
まずは、見てみてください
ぜひ一度、この演説を見てみてください。
言葉だけじゃなく、目で、耳で、心で、感じてみてください。
山本太郎 涙する
変えたい、こんな嫌な社会
あなたの中で、何かが少しでも動くかもしれません。
最後までお読みくださりありがとうございます。