文明が崩れるとき、人々は「虫の大切さ」すら見えなくなる

文明が崩壊の前兆

なぜ、こんなに単純なことが見えなくなってしまうのか?

最近、そんな疑問が胸をよぎることが増えました。

中小企業が切り捨てられようとしている現状や、目先の数字ばかりが重視される社会。

それって、本当に正しい方向に向かっているの?
大事なことを見落としてない?

──そんな疑問を持ってしまうと、いまの社会の在り方が、まるで「世界が崩壊しようとしているのに、建物の中で貴族たちが呑気にパーティーをしている」ように見えてきます。

見えなくなるのは、構造的な理由がある

おかしなことが起きているのに、なぜ人は気づかないのか。
それは、個人の無知や怠慢だけでなく、構造そのものが「盲目」になりやすいようにできているからです。

政治は選挙対策、企業は四半期の決算、メディアは話題性を追い求める。
誰もが「今だけ」「自分だけ」を守ろうと必死。

全体の循環や、つながりの中で起きている“ひずみ”に目を向ける余裕がなくなっている。

エゴがこれだけ肥大化してしまうと、もう手のつけようがないようにすら、感じてしまいます。

過去の文明も、同じように崩れていった

実はこうした「近視眼的な状態」は、歴史上、さまざまな文明の崩壊前にも起きています。

ローマ帝国では、貧富の差が拡大し、社会基盤が崩れていく中でも、支配層は「見栄」や「形式」にばかり執着していました。

マヤ文明では、環境が壊れ食料が足りなくなっても、神殿の拡張や儀式にのめり込んでいった。

イースター島では、モアイ像を建てるために木を伐採し尽くし、最後には漁もできず、飢餓で文明が終わった。

どれも、「おかしい」と気づいた人はきっといたはずです。
でも、声を上げても、「それが現実だ」と押しつぶされてしまった。

そうして気づかぬまま、静かに滅びへと向かっていったのです。

本当に社会を支えているのは、見えないところにいる人たち

自然界でいちばん数が多く、生態系を支えているのは“虫”です。
人間からすれば、目立たず、小さく、軽んじられやすい存在。
でも、彼らがいなければ、一瞬で生態系は崩壊してしまうでしょう。

社会も同じ。
小さな中小企業、現場で働く人、地元を支えるサービス業、
一人ひとりの手が、声が、つながりが、目には見えない「社会の根っこ」になっているのです。

そこに気づけなくなったとき、人は誤った判断をする。

虫を嫌って殺虫剤をまきすぎれば、やがて作物が育たなくなるように、「非効率な存在」を排除しすぎれば、社会の循環そのものが壊れていきます。

じゃあ、どうすればいいの?

答えはシンプルです。

まずは、自分の感覚を信じること。
「なんか変だな」と思う、その直感を、大切にすること。

他の誰かが気づかなくても、あなたが感じている違和感には、価値があります。

そしてもう一つ大事なことは、社会の成り立ちを知ることです。

部分だけでなく、全体を俯瞰して見る視点を持つこと。
それが、文明の崩壊ではなく、「次の文明の土壌」をつくっていく第一歩になると思うのです。

まずは、心の土台を整えるところから

いきなり社会を変えることは難しいけれど、
自分自身の感覚を取り戻し、揺るがない“自分軸”を育てていくことはできます。

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