母に逆らえない娘たち──“いい子”の裏側にある本当の気持ち

子どもの頃、
母の顔色ひとつで、空気が変わる家だった。
母の声が少し低くなっただけで、
胸がぎゅっと縮こまり、言いたかったことが喉の奥で消えていった。
「嫌だ」も、「やめて」も、言えなかった。
だって、そんなことを言ったら──
母が怒る。悲しむ。自分を嫌いになるかもしれない。
だから私は、母の望む“いい子”を続けた。
本当の気持ちを押し込めて。
“いい子”が生まれる理由
「母に逆らえない」のは、性格の弱さや意志のなさではありません。
それは生き延びるための適応です。
子どもにとって母親は、命綱のような存在。
愛情や安全を失うことは、心にとっては「命の危機」に等しいのです。
だから本能的に、母を怒らせないように振る舞う。
その結果、“いい子”という仮面が育っていきます。
“いい子”が背負ってきた代償
“いい子”でいることは、子ども時代には必要だったかもしれません。
でも、大人になった今──そのパターンは、あなたを苦しめます。
- 断れない
- 人に合わせすぎる
- いつも相手の機嫌を優先する
- 自分の欲求や感情がわからない
母との関係で身についた生き方が、
職場やパートナーシップでも繰り返されてしまうのです。
あなたは弱くない
母に逆らえなかったのは、
あなたが弱かったからではありません。
あの頃のあなたは、自分を守るために最善を尽くしていた。
その結果、“いい子”という生き方を選んだだけ。
責める必要なんてないのです。
むしろ「よく生き延びたね」と、当時の自分に声をかけてあげてほしい。
回復の第一歩
“いい子”をやめるのは、母を裏切ることではありません。
自分を守り、安心して生きるための選択です。
まずは、こんな小さなステップから始めてみてください。
- 安心できる人の前で、思っていることを少しだけ口にする
- NOを言えなかった過去を、心の中でやり直してみる
- 「本当はどうしたかった?」と、自分に聞いてみる
少しずつ、あなたの中の声が戻ってきます。
もしあなたが
「母の前で言えなかったことが、今も私を縛っている気がする」
そう感じているなら──
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