決断が怖いあなたへ。正解を探しすぎて迷子になったら

「決められない」のは、あなただけじゃない

「どれを選べば正解なのかわからない」「選んでも、きっと失敗する気がする」 そんなふうに、なかなか決断できないことってありませんか?

ファミレスのメニュー選びでしばらく悩む。コンビニでランチひとつ選ぶのにも一苦労。自販機の前で何を買おうか考え込む。

そんな些細なことから、就職や結婚、離婚などの人生の重要な決定まで、スパッと決断ができないことが色々あると思います。

実はこれ、とても優しい人に多いんです。 そして、つい“正解”を探しすぎて、人生の分岐点で立ち尽くしてしまうんです。

決断が怖くなるのは、「間違っちゃいけない」という思いが強いから

決断ができない人の多くは、以下のような傾向を持っています:

  • 過去の失敗を引きずっている
  • 親や周囲の価値観に従って生きてきた
  • 「私の選択=間違っているかも」という思い込みがある

特に、子どもの頃から“正しさ”を重視されて育った人は、 大人になっても「正解を選ばなきゃ」というプレッシャーに苦しむことがあります。

私も決断が怖くて動けなかった

私には、本当にやりたい仕事ってなんだろうと、悩んでいた時期がありました。 その頃は「また失敗したらどうしよう」と怖くて、どこかで完璧な答えを探し続けていたんです。

でも、ある日ふと、

「正解じゃなくて別にいいじゃん。望む方向に一歩でも近づけば」

そう思ったら、不思議と気持ちが軽くなったんです。 その一歩が、やがて大きく流れを変えていきました。

もちろん、最初はおそるおそるでした。 初めてネットで靴を買ったときみたいに不安でした。(サイズ合わなかったらどうしよう、みたいな)

でも、「まず動いてみよう」と決めたことがきっかけになって、本当にやりたいことに、たどり着くことができました。
小さな決断を慎重に積み重ねて、少しずつ少しずつ、理想の現実に近づいていったんです。

40代女性・Rさんの場合

Rさんは長年、役所に勤めていました。

好きなことでもなくストレスも多い。人間関係も複雑。残業で自分の時間も奪われる。そんな仕事への不満はたくさんあるけれど、「今さら転職して失敗したら…」という不安が大きく、転職の決断ができずにいました。

セッションを通して気づいたのは、「これまで自分の気持ちよりも、周囲の期待を優先してきた」ということ。親の言う通りに、安定した公務員を選び、大した冒険もせずに、無難な選択をしてきた。そんな自分の生き方自体に疑問を感じ始めていたのです。

そこでまず、彼女は「副業で趣味のハンドメイド作品を販売してみる」という小さな一歩を決めました。

最初は「いらないって言われたら…」「副業がバレたらどうしよう」と、なかなか一歩を踏み出せませんでした。

ネットで売るのは抵抗があったので、自分の作品を見て「欲しい!」と言ってくれた親しい友達からオーダーを受け、材料代だけもらって作り始めました。

実際に作ってみたら、「すごく素敵!」と喜ばれ、紹介で少しずつお客さんが増えていったことで、自信が湧いていきました。

その自信が彼女の背中を押して、半年後には自分の時間を大切にしながら働ける職場を見つけて、転職をすることができました。

不安は寄り添うと小さくなる

  • 「もう後悔したくない」
  • 「また失敗したらどうしよう」
  • 「誰か背中を押してくれないかな」

こういった声が出てくるのは、心があなたを守ろうとしているからです。 だから、無理に打ち消さなくても大丈夫です。

まずは、怖いと思っている自分に「そうだね、怖いんだね」「大丈夫だよ」と優しく声がけしてみてください。

不安は抵抗すると大きくなりますが、寄り添うような気持ちで受け入れると小さくなります。
だから、否定しないで、そのままの気持ちを感じてみてください。

やさしく決断する3つのコツ

① 正解を探すより、「納得できる選択」を

決断は、テストの○×問題ではありません。そもそも正解も間違いもないんです。

「どっちが正しいか」ではなく、「どっちが今の自分に合ってるか」で選んでいいんです。

② 小さな一歩から始める

人生の決断というと、転職や結婚レベルの話と思いがちですが、「とりあえずやってみようかな」くらいの軽さでも十分、人生は変わり始めます。

いつもは着ないような部屋着を選ぶ、旅行のパンフレットをもらってくる、直感で選んだいつもと違う店に入ってみる、くらいの失敗したところで何の影響もないような、小さな行動から始めてみてください。

③ 「未来の自分」がなんとかしてくれる

私が選んだことが、もしうまくいかなくても、 明日の私がなんとかしてくれる。そう思えば決めることが楽になります。

(未来の私、よろしく頼むよ…とひと声かけておくと、ちょっと安心します)

最後に

「本当にこれでいいのかな?」じゃなく、「まあこれでも、いっか!」という軽やかな決断が、 意外と人生を変えることってあります。ベストじゃなくても、ベターで十分です。

あなたの中にある“ほんの少しの望み”を信じて、 今日、ひとつだけでも何か違うことを選んでみてくださいね。

自分らしい選択ができるようになりたいあなたへ

なぜ決断に迷うのか。その本当の理由を解き明かした本があります。
自分の決断を疑うことをやめて、自分の気持ちを信じられるようになりたい方は、この電子書籍を読んでみてください。

👉 「自己受容」無料プレゼントはこちら

↑画像をタップするとページ飛びます

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)