AI時代のライトワーカーの働き方
こんにちは、ライトワーカー起業コーチの竹内ともひろです。
2023年、MicrosoftによるOpenAIへの巨額投資が話題となり、世間で「AI元年」と呼ばれるようになりました。
そして今年は、chatGPTなど一般でもAIが使われるようになりました。これはまだまだ序の口で、これからAIの発展によって社会の構造ががらっと変わると言われています。
そしてよく話題に上がるのが「AIの登場によって職を失う人がたくさん出るのでは?」という議論です。実際、そうなる可能性はとても高いと思います。
今回は、そんなAI時代に私達は仕事と向き合えばいいのかをお話したいと思います。
仕事とやりがい
AIの登場によって失業者が増える救済措置として、専門家の間ではベーシックインカムが導入される可能性があると言われています。日本経済の状況にもよりますが、とりあえず生活の心配はないかもしれません。
ただ、いずれにしても「仕事がない」「なにもやることがない」という人は確実に増えると思います。
私は仕事で悩んでいる人の話を聞くことが多いのですが、みなさんに共通しているのは「仕事にやりがいを感じられない」ということです。「今の仕事を続けていっていいのだろうか?」「なにかもっと違うことができるのでは?」そう悩んでいる方がとても多いんです。
贅沢な悩みと言われるかもしれませんが、生きがいは「生きる理由」ともつながるとても大切なものです。たとえベーシックインカムが実現して、生活が保証されたとしても「生きがい」までは保証されません。こればっかりは自分で見つけていくしかない。
心理学者アドラーは、人の喜びに貢献することは人間の根源的な欲求の一つだと考えました。いくら趣味を充実させても、人の喜びに貢献していなければ真の意味で幸せにはなれないのです。
ライトワーカーは、自分の喜びと他者の喜びが重なることを仕事にします。お金のため、人のために
自分を犠牲にするのではなく、互いの喜びのために働くという生き方、あり方です
今後ライトワーカーは、社会でさらに必要になります。なぜなら、人が欲しているのは便利さだけではないからです。
週3日しか営業しないごはん屋さん
先日、個人経営のごはん屋さんに行ってきましたが、そのお店はこだわりの食材を使い、手間がかかる製法で提供しています。そのため数量を提供することが難しく、開店は週たった3日だけです。
「もっと開店日を多くしてよ」という声もあるかもしれませんが、顧客のわがままを全て聞くことが正しいわけではありません。
このお店では、自分が納得できるものを、好きなやり方で提供すると決めています。苦手な接客に力も入れません。この営業スタイルを開店当初からずっと貫いています。
それでも予約が絶えず繁盛しているのは、このお店がお客さんに愛されているからなのでしょう。そういう顧客に愛される働き方ができるのがライトワーカーです。これからは、このごはん屋さんのように「顧客に愛される人」がさらに求められるようになります。
自分を喜ばせることから始めよう
本当に愛されるのは、自分を犠牲にしている人ではなく、喜びから生きている人です。まずは自分を喜ばせましょう。自分の好きなことに時間を使いましょう。最初からお金が儲かるかなんて考える必要はありません。むしろ趣味を探求するために、お金がかかるでしょう。
そうやって喜びの種を育てていけば、いずれ人にも喜ばれるような領域に到達します。そうしたら、自分の喜びを少しずつ人にも
シェアして広げていきましょう。
そうすれば、自分の喜びと人の喜びが重なる仕事が自然にできていきますよ。
まとめ
・AI時代には、自分の喜びを生きている人が愛される
・まずは自分の好きなことに時間とお金を使おう
・時期を見て、その喜びを人にもシェアして広げていこう