怒りを関係を壊さずに伝える方法

こんにちは、竹内ともひろです。
今日は「怒り」の扱い方について、お話ししたいと思います。
もしあなたが、
- 怒りたいのに我慢してしまう
- 怒ったあとに自己嫌悪になる
- 怒ると相手を傷つける気がして怖い
そんな経験があるなら、
このお話はきっと役に立つはずです。
怒れなかった私へ
僕自身、昔は怒るのが苦手でした。
怒ったら相手を傷つけてしまうんじゃないか。
嫌われるんじゃないか。
関係が壊れるんじゃないか。
そう思って、やりすごしてしまうクセがありました。
でも、あるとき気づいたんです。
怒れないって、実はすごく苦しい。
我慢していると、いつか限界がきます。
そして爆発してしまったとき、自分でも自分にがっかりするんです。
「ああ、またやってしまった」
でも、それってほんとうに自分が悪いのでしょうか?
怒る=悪いことじゃなかった
そもそも、怒りって「悪いもの」じゃありません。
怒りの根っこには、
「それは悲しい」
「そんなふうに扱われたくない」
「私を大切にしてほしい」
という、とても純粋な願いがあるんです。
だから本当は、怒ってもいいんです。
むしろ、怒りは「自分の心を守るためのサイン」。
でも問題は、その怒りをどう表現するかなんですよね。
「あなた」ではなく「私」を主語にする
怒りを表現するとき、多くの人がやってしまいがちなのが、
「あなたっていつもそう!」
というように、相手を主語にした言い方です。
この言い方は、相手にとっては「攻撃された」と感じやすく、
防衛的になったり、反撃してきたりします。
つまり、怒りを伝えたつもりが、ただのケンカになってしまう。
Iメッセージとアクショントーク
そんなときに役立つのが、
「I(私)メッセージ」と「アクショントーク」です。
これは、
私はこう感じた。だから、こうしてもらえるとうれしい。
というように、
自分の感情と、具体的なお願いをセットにして伝える方法です。
たとえば、こんなふうに
×:「なんで返信くれなかったの!無視しないでよ!」
◎:「私は返信がないと、不安になってしまう。だから、遅れてもいいから一言あるとうれしいな」
×:「あなたっていつも約束守らないよね!」
◎:「私は約束を大事にしたいと思ってる。だから、変更があるときは教えてもらえると助かる」
このように言い換えるだけで、相手の反応がまったく変わってきます。
怒りは、つながる力になる
怒りを正直に、でも優しく伝えられるようになると、
人との関係が驚くほどスムーズになります。
- 自分の本音を大事にできる
- 相手も安心して話を聞いてくれる
- 無理な我慢や爆発がなくなる
怒りは、人を遠ざけるものじゃない。
伝え方さえ変えれば、むしろ“本当の絆”を作る力になるんです。
怒れなかった自分へ
もし、これまで怒れなかったことがあったとしても、それはあなたが弱いからではありません。
そうするしかなかった、あなたなりのやさしさと、自分を守るためだったはずです。
でも、もう少しだけ、自分の気持ちに正直になってもいいんです。
「私は、こう感じてる」
「だから、こうしてほしい」
その一言が、あなたの心を守り、人とつながる一歩になるかもしれません。
怒ってもいい。
でも、壊さずに伝える方法がある。
そのことを、どうか忘れないでいてください。
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