努力が報われないのは、あなたのせいじゃない
──魔の“三角形”が、希望を奪っていた

がんばっているのに、なぜか報われない。
努力しても、前に進んでいる気がしない。
それって、あなたのせいじゃないかもしれません。
かつての私もそうでした。
真面目に働いて、節約して、将来の不安に備えて。
それでも、どこか苦しくて、追い詰められているような感覚が消えなかったんです。
でもある時、こう気づいたんです。
「これ、努力の問題じゃない。構造の問題だ」って。
黒幕は、名前を出されない「三角形」
世の中には、表向きには見えないけれど、強力な三角形があります。
それが、
政治家 × 大企業 × 財務省の、魔のトライアングル。

- 大企業は、非正規労働者を増やして、せっせとお金をためこむ。
- 政治家は、企業から献金をもらう見返りに、企業の法人税を下げる。
- 財務省は、国の借金があるとうそぶき、増税する。たまに少しの給付金でお茶を濁す。
この三者は、他にもいろんな悪巧みをして、私たち国民から高い税金を搾取しています。
この歪な構造のなかで、がんばる人ほど苦しくなるシステムが、当たり前のように存在しているんです。
テレビでそんな話、一度も聞いたことがないよ。そう思われるかもしれません。
ですが、よく考えて下さい。
テレビも新聞社も大企業。自分たちに不利なことは絶対に言わないんです。
教科書には、こう書いてあります
実は高校の教科書にも、こう書かれています。
「不況のときは減税と財政出動を行い、景気を刺激することが望ましい」
これ、普通の高校生でも学ぶ基本中の基本なんです。
不況になったら、国債を発行し(つまりお金を刷って)、公共事業の仕事を増やしたり、減税や給付金で国民の生活を支えたりするのは、世界の常識。
でも現実では──
- 景気が悪いのに増税
- 物価が上がっても補助はわずか
- その一方で、防衛費や官僚組織にはしっかり予算がつく
こんなバカげたことをやっているのは、世界でも日本だけです。
もうおわかりかと思います。
間違っているのは、あなたではなく、システムの方なんです。
私たちは、誰のために頑張らされていたのか
努力しても報われないように感じるのは、あなたの中に問題があるからじゃない。
ただ、報われるように設計されていなかっただけ。
あなたの希望も、不安も、エネルギーも、この「三角形」に吸い取られていたんです。
でも、希望はここから始まる
じゃあ、この仕組みを誰が変えられるのか?
それは、もちろんあなたです。
いちばん怖いのは、知らないこと。
いちばんの武器は、「気づくこと」。
あなたがこの仕組みに気づいたとき、その瞬間から、誰にも操作されない人生が始まります。
私たちには、声がある。
知ること、伝えること、選ぶこと。それだけでも、“三角形”は崩れていきます。
だから、まずはここから
あなたの努力は、間違ってなかった。
ただ、それを正しく報いてくれる社会を、私たちはまだ持てていなかっただけなんです。
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