怠惰は良くないことなのか?

怠惰は良くないことなのか?

あなたはサボり癖ってありますか?

私は相当な怠け者だと思います。めんどうなことはできればしたくない。やりたいことだけしたい。今日はもう何もしたくないなと思うこともよくあります。気づいたら20分くらい、何もせずにぼーっとしていたなんてこともあります。

世の中、働き者が称賛され、怠け者は叩かれる風潮があります。じゃんじゃんバリバリ働け、死ぬまで働き続けろと言わんばかりです。

そもそも人間は怠け者だと思います。それを理性で働かなきゃいけない、もっと頑張らなきゃいけないと律している。働かないと食べていけない、働かないと死ぬ。働かざるもの食うべからず。そう自分を脅して信じ込ませているだけだと思うんです。

私は怠けることはいいことだと思っています。理由は怠けるのは人間本質だと考えているからです。楽をしたい、できるだけめんどうなことはしたくない。そう思うのは自然なことだと思うんです。みんなのび太を馬鹿にしますが、誰の心の中にものび太がいるのではないでしょうか。

楽をする方法を真剣に考える

私は怠けるために、楽をするために、いかに手を抜くかを結構真剣に考えます。子供の頃からそういうところがあって、親からよく「お前は本当に横着だ」と呆れられたものです。

夏休みの宿題をどうしたら楽に早く終わらられるかを真剣に考えたことがあります。そして、別のクラスにいる友達と協定を結び「俺はここからここまでやるから、お前はここからここまでをやってくれ」と頼んで、後で互いに見せ合うということをしました。別のクラスの友達を選んだのは、同じクラスだと流石にバレるかもと思ったからです。ズルと言えばズルですが、どうせ真面目にやったところで、宿題なんて大した意味はないと思っていました。事実、学校の勉強は実学ではほとんど役に立っていません。

ビジネスを立ち上げたときも同じで、まず最初にいかに楽に集客をするかを考えました。毎日ブログに投稿するのは嫌だし、本を出版するほどの実績も知識も経験もない。もっと自分にもできる、楽でいい方法はないかと考えました。

その結果、完成度の高いホームページを作り、ウェブ検索をしたときに上位になるようにすれば、ほったらかしてもお客さんが来るはずだと考えました。準備こそ時間がかかりましたが、最初に頑張って準備をした結果、ほったらかしでもどんどん集客ができるようになりました。楽をするために頑張るなんて、矛盾していると思うかもしれません。でも、私の中ではそれは矛盾でもなんでもなく、とても合理的なことなのです。

のび太を見習おう

やりたいことに注力して、やりたくないことはいかにやらずに済むようにするか。それをもっと真剣に考えてもいいんじゃないでしょうか。今はAIやロボットがどんどん進化している時代です。人間がサボれる環境が整いつつあります。近い将来、人間が労働から開放される日もやってくるでしょう。

AIに仕事を奪われる!なんて嘆く必要はありません。AIありがとう!これで仕事をしなくて済む!と喜んだっていいのです。

のび太はドラえもんから借りた道具を、自分が楽をするために使います。そういうとき、のび太の知能指数は普段の姿からは考えられないくらいに跳ね上がります。楽をするため、ズルをするためにどんどんアイデアが湧いてくる。こういうときのび太は天才的です。私たちはのび太をもっと見習ってもいいのかもしれません。

まとめ

楽に結果を出す方法を考えよう

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