問題児だった私が、それでも悪くなかった理由

うちの朝は、目覚ましじゃなくて「怒鳴り声」で始まった。
「何回起こせば気がすむの!早くしなさい!また遅刻するよ!」
それが私のモーニングコール。
何度も起こされても、なぜか起きられない。
毎朝ギリギリで、実際、何度も遅刻していた。
母は、怒る。
私は、黙る。
言い訳しても無駄だし、火に油を注ぐだけだから。
私はただ、心をシャットダウンして嵐が過ぎるのを待つ子どもだった。
本当に自分が問題だったのか?
母は、よく怒っていた。
でも、私は別に母の顔色をうかがってたわけじゃない。
怒られそうなことはバレないように隠す。
それが、私なりの処世術。
そう、私はいわゆる「問題児」だった。
母も、私のことをそう言っていた。
でも今、思う。
私は本当に「問題」だったのか?
弱音を吐いたら負けというゲーム
母は、「しっかりしなさい」が口癖のような人だった。
誰にも弱みを見せず、頼らず、
何でも一人でこなして、当然のように、子どもにも厳しく接していた。
だから私はずっと、弱音を吐くことは“負け”だと思っていた。
実際、母に弱音を吐くと、「そんなにお前は弱いのか」「そんなこともできないの?」と小バカにされ、マウントされた。
だから、泣いたり、甘えたりしなかった。
母に弱味を見せないのは、妹も同じだった。
あるとき「困ったことがあっても、お母さんには絶対に相談したくない」と、妹がぽつりと言ったことを、今でもよく覚えている。
あなたの怒りを受け取らない
今なら、母の気持ちが少しわかる。
母は、たぶん「怒っていた」のではなく、「限界だった」のだ。
助けてが言えなかった。
頼れなかった。
そのストレスのはけ口が、子どもだったのだろう。
でも。
私は、あなたの怒りを受け取らない。
それは私の責任じゃない。
私は、子どもだ。
親の感情の面倒を見る必要はない。
そして今の私は、もうあの頃の延長では生きない。
私は、問題児じゃなかった。
ただ、感情を閉ざして生きるしかなかったのだ。自分を守るために。
生き抜くために。
あの頃の自分に言ってあげたい。
「今は怒鳴られなくても、気持ちよく起きられてる。だから気にするな」
「君の静かな強さが、今の自分を支えてくれている」
自分を責めてばかりだったあなたへ
もし、あなたにも
「いつも怒られてばかりだった」
「ちゃんとしなきゃって思ってきた」
「でも、どこか報われなさを感じている」
そんな記憶があるとしたら、
それは、あなたのせいではありません。
変われなかったのは、あなたがダメだったからじゃない。
ただ、「心の仕組み」を知らなかっただけなんです。
そして今こそ、その仕組みを
やさしく、わかりやすく
解き明かす時間を
自分のために取ってみませんか?
変われない理由がわかる 10日間自己受容メール講座(無料)
頑張ってきたあなたが、
“がんばらなくても愛される感覚”を
少しずつ取り戻す、そんな10日間です。
▼無料メール講座の詳細はこちら(画像をタップしてください)

あなたへのプレゼント
もし、もっと自分の心とやさしく向き合いたいと感じたら、こちらもご覧ください。
電子書籍プレゼント(無料)
『自己受容の魔法 〜わたしを許したら世界が変わった〜』
自分の心を癒す、自己受容のヒントを詰め込みました。物語で読みやすくなっています。

体験セッション
一人ではたどり着きにくい心の奥へ、そっと寄り添ってみませんか。
あなた自身を、もっと自由に、もっと軽やかに生きるために。

最後までお読みくださりありがとうございます^^