母に認められない苦しみをどう超えるか

「どうしてわかってくれないんだ」
「なぜ認めてくれないんだ」

そう思い続けてきた相手が、私にとっては母でした。

認めてもらえない痛み

私が仕事を始めたとき、母はいつも懐疑的でした。

「いつまでそんなことをしているの」

アニメーターをしていたときも、今の仕事を始めたときも、いつも私に不満げな顔で言うのです。

そういう態度で見られるたびに、自分が選んだ道を否定されたような気持ちになりました。

「理解してくれない」
「認めてもらえない」

その思いは、ずっと心の奥にしこりのように残っていました。

諦めがくれた境界線

やがて私は気づきました。

「この人に期待しても仕方ない」
「この人は素直に人を認めることができないんだ」と。

最初は諦めの気持ちからでした。

でも今振り返ると、それが彼女と境界線を引くきっかけになったのです。

母は、母なりの限界や不安を抱えた一人の人間。

子供の頃は母は偉大で、敵わない存在だと思っていました。

でも、彼女もまた、不完全で不安を抱えている、私と同じ一人の人間なのだと気づいたのです。

私の人生を心から認めることができない人。

私が自由に生きることを、ただ嫉妬している人。

その現実を受け入れたとき、私は初めて、母と私の間にあった感情のもつれを切り離すことができた気がします。

一人の人間として母を見る

母を絶対的な存在として見なくなったとき、関係は少しずつ変わっていきました。

「母は母」
「私は私」

そうやって、母を一人の人間として見るようになったとき、やっと心に少し、ゆとりが生まれました。

今では、母が私に不満をぶつけてくるようなことはありません。

それどころか、歳のせいもあるかもしれませんが、「お前が頑張っているなら、それでいい」というように、態度が180度変わりました。

一番大切なのは、母に認めてもらうことではなく、私が自分を認めること。

そこことに、やっと気づいたのです。

完璧な親も愛もない

母に認められない痛みは、とても深いものです。

でも、その痛みを通して「母も不完全な一人の人間だ」と理解したとき、やっと自分の人生を歩き出す力が生まれます。

あなたの母親の、当時の年齢を考えてみてください。

今のあなたより遥かに若く、そして未熟で、必死に生きている一人の女性がそこにいるのではないでしょうか。

人間である以上、完璧な親はいないし、完璧な愛もありません。

どこか歪で、どこか不完全だけれど、それでも愛を注いでくれていた。

そのことに気づくと、少し優しい気持ちになるかもしれません。

認めてほしいと願う気持ちを手放し、「私は私を認めている」と言えるようになったとき、本当の意味で自由になれます。

それは、あなたにとって、幸せな人生になのではないかと思うんです。

自分を認める力を育てる

母に認められない痛みを超えることは、決して簡単ではありません。

けれども、その経験を通して 「自分を認める力」 が育っていくと、心の中に少しずつ安心と自由が広がっていきます。

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