世界はフラクタル──自己否定の構造は、社会の構造そのものだった

努力が足りないから、うまくいかない。自分が未熟だから、こんなに苦しい。そんなふうに、自分を責めた経験はありませんか?
私はずっとそう思っていました。
でも、ある時ふと気づいたのです。
もしかして、この「自分責めの構造」って、
社会で当たり前のように繰り返されていることと、まったく同じじゃないか?
そう気づいた瞬間、胸がざわっとしました。
この世界はフラクタル構造──
つまり、小さな私の中に、社会全体と同じ力学が働いている。
そのことに気づいてから、
「自己受容」と「社会構造の変化」は、同時に起こるものなんだと、腑に落ちました。
努力不足という呪い
私はずっと、「もっと頑張らなきゃ」「私が足りないせいだ」と思って生きてきました。成功している人を見ると、自分と比べてしまう。上手くいかないたびに、自分を責める。
でも、努力しても報われないことって、あるんですよね。頑張り方を変えても、環境を変えても、なぜかうまくいかない。
そのたびに、「自分のせいだ」と心の中でムチを打つ……。
「足りない前提」で、自分を常に叱りつけていた日々でした。
社会も同じ構造でできている
そんなある時、ニュースや政治の発言を聞いていて、ハッとしたんです。
「財政が厳しいから、国民も痛みを分かち合って」
「助けを求めるのは甘え。もっと努力しなさい」
「自己責任で這い上がれ」
……あれ? これ、どこかで聞いたような声だな。
そう、それはいつも私の頭の中で鳴っていた声と、そっくりだったのです。
社会は、私たちに「努力すれば報われる」という努力主義の声を刷り込んできた。
でも現実には、どれだけ頑張っても報われないことだってある。なのに報われなかったとき、自分の努力が足りなかったと、自分を責めてしまう。
社会の声が、心の中にまで入り込み、正しいことだと信じ込んでしまった。
国や社会で起きていることは、実は個人の内面にも同じようにコピーされていた──
この世界はフラクタル(相似系)でできている。
つまり、個人の心理も、社会の仕組みも全く同じようにできていたのです。
自分を許すことは、社会への小さな革命だった
自己受容というと、「ただ甘やかすこと」「自己満足」だと思われがちですが、本当の自己受容は──
- 無意識に刷り込まれていた“足りない自分”を見つめ直し、それが嘘だったことに気づくこと
- 自分にムチを打ち続けた“正しさ”をやさしく手放すこと
- 「もうこのやり方はやめる」と、自分に宣言すること
それはまさに、内なる構造改革です。
自分をゆるすことは、この社会の「努力主義の呪縛」からひとり脱出すること。
そしてそれは、目には見えなくても、確実に世界を変える力になる。
フラクタルな変化を、あなたの中から
もし、あなたが今も「自分が悪い」「私の努力が足りない」と責めているなら、もしかするとそれは、社会という大きな構造の声を、あなたが背負わされてきただけかもしれません。
本当は、誰もそんなに頑張り続けなくてもいいんです。もう、自分を叱りつけなくても大丈夫なんです。
あなたが「私には価値がある」と静かに信じられるようになったとき、それはきっと、世界にほんの少し、新しい構造が生まれる瞬間です。
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