がんばる国民は、だましやすい
──心と社会の意外な共通点

それは本当に自分のせいなのか?
「がんばってるのに、なぜか報われない」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
私もかつて、ずっとそうでした。
うまくいかないとき、何かに失敗したとき、まず最初に出てくるのは「まだまだ努力が足りないんだ」という言葉。
でも、ある時ふと思ったんです。
……これ、本当に自分だけのせいなのか?
「努力すれば報われる」という空気の中で
私たちの多くは、
小さいころから「がんばること」を教え込まれてきました。
- 手を抜かない
- 甘えない
- 周りに迷惑をかけない
- 努力しろ
それが「いい人」「できる人」「社会で通用する人」の条件だった。
でも、この価値観って、よく考えると……
すごく“都合がいい”んですよね。
がんばる人は、文句を言わない
がんばる人は、声を上げません。おかしいと思っても、自分のせいにします。
たとえば、消費税が上がったときも、社会保険料が高くなったときも、「国がなんとかしてよ」と言うより先に、
「もっと稼がなきゃな」
「節約しなきゃ」
「私が無知だから損してるのかも」
そんなふうに、自分を戒めるんです。
だから、がんばる国民は、だましやすい
……なんて言うと、ちょっと刺激的に聞こえるかもしれませんが……。
でも実際、そうじゃないですか?
- 税金の仕組み
- 教育の枠組み
- 働き方や会社制度
- 年金や保険
- 社会保障のルール
私たちは「それは決まってるものだから」と思ってきました。
でも、それって誰がどう決めたの?
本当に必要なの?
公平なの?
考える前に「仕方ない」「がんばろう」で片づけてきた。
その“まじめさ”が、時にいびつな社会構造を温存させてしまっていることもあるんです。
実は、心にも同じ構造がある
この話、実は心の中の世界でもまったく同じです。
- 「怒ってはいけない」
- 「甘えると嫌われる」
- 「もっと努力しなきゃ」
こうした思い込みの多くは、本来「家庭」や「教育」でつくられてきたもの。
でも私たちは、それを“性格”とか“自己責任”として内面化してきた。
社会構造を“仕方ないもの”として受け入れてきたように、心の構造も、“自分の本質”のように思い込んでしまう。
でも、それって本当に「あなたのせい」だったんでしょうか?
気づいた人から、抜け出せる
私は思います。
がんばるのが悪いわけじゃない。
でも、「がんばらされてきた構造」に気づけたら、もっとラクに、自分を大切にできるんじゃないかって。
そしてそれは、心の中だけじゃなく、社会を見る目にも、静かに影響していきます。
- 「これって、おかしくない?」と言えるようになる
- 「私のせいじゃなかった」と思えるようになる
- 「がんばらなくても、存在してていい」と思えるようになる
そうやって、おかしいと感じる感性を取り戻していくこと。
私は、これが、目覚めるということだと思うんです。
社会の構造がそうさせていた
もしあなたが今、
- 報われない努力に、どこかで疲れている
- 「なんで私ばっかり」と感じている
- 現実に向き合うのが、どこかつらいと感じている
それは、あなたが弱いからじゃないんです。
社会の構造がそうさせていただけ。
そして今、そこに気づけるということは、あなたが抜け出す準備ができたということかもしれません。
自分を責めてしまうクセを手放したいあなたへ
努力してきたのに、うまくいかない……
それは「あなたが悪いから」ではなく、がんばらされる“構造”に巻き込まれてきたからかもしれません。
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