もう引き寄せは捨てよう
頑張らなくても、流れが変わるとき

20代で「マーフィーの法則」(今風に言えば、引き寄せの法則)に出会ったとき、私は本気で信じていました。
イメージすれば叶う。
波動が変われば現実が変わる。
思いを強く持てばいつか叶う。
そんなふうに思って、できるだけ理想のイメージを思い描こうとしていました。
不安な気持ちが湧いてきたら、大丈夫だと不安を打ち消し、うまくいかないときは「願い方が足りないからだ」と自分を戒めていました。
でも、あるとき気づいたんです。
こんなことをして、一体、何の意味があるのか、と……。
「自分は何かが欠けている」
今思えば、あの頃の私は、ずっと「理想の自分」になることを目指していました。
たくさんお金を稼いで、すごい実績があり、誰からも尊敬されている。そんな成功者になることを憧れていたのです。
そんな自分に少しでも近づこうと、必死に努力していました。
でも、残酷なことに、現実はそうではありません。大してお金も稼げていないし、人に誇れるほどの実績もない。吹けば飛ぶような、どこにでもいる何の価値もない自分。
そんな「今の自分」を否定したまま、理想の自分に必死に追いつこうと頑張っていました。
今なら、わかります。
いくら努力しても、満たされなかったのは、“自分は何かが欠けていると思い込んでいる自分”のままで、ずっと走り続けていたからだったと。
感謝やポジティブより大切なこと
「感謝すればいいことが起きる」
「ポジティブでいよう」
感謝も、ポジティブな気持ちも、もちろん悪いことではありません。
でも、感謝もポジティブな感情も、本来自然に湧いてくる気持ちであり、無理に感じようとするものではないと思うんです。
私はそれを、「苦しさをごまかすための道具」として使っていました。
怒りや悲しみを感じることを、ごまかすために、どうにかなるさと、エセポジティブを演じていた。
だから、笑っているように見えて、内心ではいつも不安で仕方ありませんでした。
でも、本当はそんなことをする必要はなかったんです。
怒っていいし、泣いていいし、不安になったっていい。嫉妬してもいいし、情けないと感じてもいい。
だって、それが自分なんだから。
そう腹の底から思えたとき、私は初めて、ホッとひと息つけた気がしました。
無理に引き寄せなくても、流れは変わった
そこから私は、「今ここにある感情」を少しずつ感じていくようになりました。
怖い
不安
落ち込む
腹がたつ
悲しい
苦しい
そんなありのままの気持ちを感じていくと、不思議なことに、見える景色が変わり始めました。
無理に引き寄せようとしなくても、頑張って波動を上げようとしなくても、ありのままの私にふさわしい流れが、ちゃんとやってきたんです。
本当の望みは「もう何もいらない」と思えること
引き寄せをする目的は、結局は「もっと幸せになりたい」ということだと思います。
でも、その「幸せ」って一体、何なのでしょう。
モノ? お金? 人間関係?
もちろん、それらも大切だと思います。
でも、私たちが本当に欲しかったのは、「もう何もいらない」と思えるくらいに、満たされた感覚ではないでしょうか。
私は、それに気づいたとき、外側に何かを求めることへの執着が、スッと消えていきました。
願いが叶うことよりも、自分の心が穏やかであることが、いちばんの宝物だと思えたのです。
「引き寄せ」なんていらない
私はもう、引き寄せるために頑張ることをやめました。
- 無理に引き寄せようとしなくてもいいと気づいた
- ありのままの自分でいいと思えたら、自然と現実が変わった
- 何かを足さなくても、自分は十分だと感じられたとき、流れが動き出した
- 本当の望みは、「心が満たされること」であって、何かを追い求めることではなかった
だからこそ、私は思います。
もう引き寄せは捨てよう。
引き寄せがなくても、自己受容が、ちゃんと人生を動かしてくれるのだから。
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