「スピリチュアルで人生は変わる」は本当?現実逃避と向き合う人の違いとは

スピリチュアルで人生は変わる?
こんにちは、竹内ともひろです。
今日は少し深いお話をします。
「いい気分でいればうまくいく」
「天国言葉で人生が変わる」
そんな言葉が、スピリチュアルや自己啓発の世界ではよく語られています。
確かに、優しい言葉や前向きな考え方は、疲れた心に寄り添ってくれる大切なものです。
でも、私はこう思うのです。
「その言葉は、本当に“効く”状態に自分はあるのか?」と。
ポジティブは魔法じゃない
まれにポジティブ思考で現実を変えてしまう人がいます。でも、そういう人たちは例外なく、現実ととことん向き合ってきた人です。
できることはすべてやった。それでもうまくいかない。
そんなギリギリのところまで自分と向き合った人は、変わる覚悟ができています。なので、少しだけ見方を変える余裕が持てたとき、素直にポジティブな言葉が効いてくるのだと思います。
ポジティブとは「最初から逃げるためのフィルター」ではなく、「最後の一歩を踏み出すための光」なのです。
昔の私は、正直よくわかっていませんでした
今でこそこんな風に語っていますが、 正直、昔の私はこういう話を聞いても、意味がよくわかっていませんでした。
「闇はもういいから、早く光をください!」
そんなふうに思っていました。
ポジティブな言葉やキラキラしたスピリチュアルが、魔法のように現実を変えてくれると信じていました。 だから、これは他人事ではありません。
闇を見ずに光だけを求めると、どこかでつまずく
確かに、「ありがとう」や「大丈夫」といった言葉は、美しいです。
でも、心の奥で「ありがとうなんて思えない」「本当は大丈夫じゃない」と感じているとしたら、そのズレは、いつか必ず苦しみとして返ってきます。それは痛いほど、私自身が経験してきたことです。
だから、スピリチュアルでうまくいかなかった人にこう言いたい。
本当に人生を変えるのは、 今の自分中にある小さな違和感をごまかさず、向き合うことだと。
「現実を無視」は本当のスピリチュアルではない
「現実を見なくていい」
「ネガティブ情報はブロック」
そう言われることもありますが、 本当の意味でスピリチュアルが伝えているのは、そういうことではありません。
「なぜ、あなたはこの現実を創り出したのか?」
という問いです。
私自身で試してきましたが、暗いニュースを見ようが見まいが、人生にほとんど影響はありません。むしろ、心がざわつくようなニュースを見た方が、自分の内面と向き合うには都合がいいくらいです。
大事なのは、起きた出来事に対して、何を思い、どう感じているかです。
「現実を無視」の真意は、現実の出来事そのものではなく、自分の内側で何が起きているか感じなさいと言っているのです。
闇を避ける人は、光の本当の価値を知らない
自分の中の嫉妬、怒り、自己否定。
そういった感情を「波動が低い」と切り捨ててしまうと、その奥にある本当の願いや、魂の叫びに気づけなくなってしまいます。
痛みの下には、必ず宝があります。痛みと向き合うことで、人生が変わった。そんな人たちをたくさん見てきました。
「闇の中にこそ、あなただけの光がある」
それが、私が今感じていることです。
逃げたくなる気持ちは自然。でも……
スピリチュアルを逃げ道にしたくなる気持ちは、否定しません。 私自身がそうだったからです。
でも本当は、逃げ道の先に変化がないことに、薄々気づいているのではないでしょうか。
だからこそ、「痛みと向き合う勇気」を持って欲しいなと思います。
逃げの先に光はありませんが、痛みの先には、必ず本物の光があります。
それは、辛い現実と向き合ってきたあなただから体験できる本物の光です。
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