“天国言葉”がつらかったあなたへ
──ポジティブの押しつけから自由になる自己受容の話

「ありがとう」「感謝します」「うれしい」「楽しい」「愛してます」「ついてる」「しあわせ」「許します」──
これらの言葉は、いわゆる“天国言葉”と呼ばれるもの。
口にすれば、波動が上がり、現実が変わる。そう教わった人もいるかもしれません。
私も、かつて試したことがあります。
けれど、続きませんでした。
なぜなら、言葉だけが浮いてしまったからです。
本当は、心の奥で「苦しい」「もう無理かもしれない」と思っていた。
でも、それを見ないようにして、「感謝しなきゃ」「ポジティブでいなきゃ」と言葉を重ねていたんです。
そのうち、何のために言っているのかわからなくなってきて、どこかで“自分をだまそうとしているような感じ”すらしてきました。
ポジティブの影にある、見捨てられた感情たち
今思えば、あの頃の私は、ネガティブな感情は感じてはいけないと思っていたのかもしれません。
・怖がっている自分はダメ
・落ち込んでる場合じゃない
・弱音を吐くより行動しろ
そんなふうに、「感じてはいけない」ルールを自分に課していたんですね。
でも、本当の自己受容って──
「ネガティブを感じてもいい」って、心に許すことから始まるんです。
怒ってもいい
泣いてもいい
誰かを羨ましく思ってもいい
その気持ちを、ただ「そうなんだね」って認めてあげる。
それが、ほんとうの癒しの始まりなんだと、今は感じています。
天国言葉は、心が緩んだ“あと”でいい
もちろん、ポジティブな言葉がダメだというわけではありません。
でもそれは、感情をしっかり感じ切ったあとに、自然に湧いてくるものであってほしいんです。
たとえば、大切な人に本音を受け入れてもらえたとき。
ふっと涙がこぼれて、「ありがとう」が自然とこぼれるように。
「ありがたい」と感じた時に出てくる「ありがとう」は、どんなマントラよりも、心の深いところに響くと思うんです。
だから、もしあなたが今、
「天国言葉がしんどい」と感じているなら、それはあなたの心が嘘をつけなくなったサインなのかもしれません。
言葉より先に、あなたの気持ちを大切にして
世の中には、「前向きでいることが成功の秘訣」と教える人もいます。
でも、私はそうは思いません。
どんな感情にも意味がある。
悲しみも怒りも、寂しさも嫉妬も、不安も。
それらを感じきった先にこそ、本当の“やさしさ”や“愛”が見えてくる。
だから、無理に前を向こうとしなくてもいいんです。
まずは、あなたが今感じている気持ちを、そのまま受け止めてあげてください。
それが、いちばん自然で、確かな“天国”への道だから。
小さな行動の提案
もしよければ、今日一日、
ポジティブな言葉を一切使わずに、自分の本音だけを言葉にしてみてください。
「疲れたな」
「ちょっと、さみしい」
「やりたくない」
「でも、本当は、こうしたいんだよね」
そんな小さな本音が、あなたを救ってくれるかもしれません。
「ポジティブじゃない私」も、愛されていい。
そう思えた時、あなたを取り巻く世界は、自然と天国になっていくでしょう。
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