なぜスピリチュアルな人は陰謀論にハマりやすいのか──その奥にある“反抗心”

スピリチュアルが好きな人ほどハマる陰謀論
スピリチュアルが好きな人って、一度は陰謀論にハマる時期があるんじゃないでしょうか。
「世の中は裏で操作されている」
「テレビも新聞もウソばかり」
「支配者層が人類をコントロールしている」
──最初は、どこかワクワクするような、目が覚めるような気持ちになるんですよね。
でもある時、ふと気づいたんです。
いくら突っついても、現実はさほど変わらないことに。
「誰が悪いのか?」「何がいけないのか?」ばかりに意識を向けていたら、自分が何をしたいのか、何ができるのかが見えなくなってしまう。
情報を集めれば集めるほど、世界が怖くなって、信じられるものも減っていく。
そして最後に残るのは、「孤独」と「怒り」だけです。
陰謀論にハマるのは“親への反抗心”かも
そう感じたのは、ずっと“支配者”を悪者にしていた自分を見つめ直したときでした。
政府、国、医療、学校……
そういう、大きな存在に怒りをぶつけていたけれど、本当は、その奥に「自分の親への気持ち」が隠れていたんじゃないかと思ったんです。
「どうしてわかってくれないんだ!」
「なんで自由にさせてくれないんだ!」
そんな怒りを、自分が握りしめていたことに気づきました。
私は、親への怒りを、別なものに向けていただけだと気づいたんです。
反抗期を終わらせるために
もちろん、陰謀論の全てがデマだとは思いません。
社会構造の裏に利権があるのは事実だし、偏向報道があることもわかっています。
でも、それを怒りで突っつき続けても、多くの場合、現実は動きません。
人は変えられません。変えられるのは、「自分」だけです。
世界を変えるには、まず“内なる世界”から
不条理な社会構造も、情報のコントロールも、たしかに外側の問題です。
でも、自分の人生に関して言えば、いちばん大きな影響力を持っているのは、自分自身の心です。
親への感情。
過去に信じてしまった思い込み。
それらを少しずつ、解いていくこと。
怒りをぶつける代わりに、自分の心と深くつながること。
それが、陰謀論を超えて幸せになるための、ただ一つの道なのかもしれません。
あなたは、誰に向かって怒っているのでしょう?
その怒りの奥にある「悲しみ」や「願い」を、ようやく抱きしめる準備ができたのかもしれませんね。
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